新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
皆様には穏やかな新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
昨年は、いよいよ本格化する超高齢化時代に向けた「地域包括ケアシステム」がスタートした年でした。これは住みなれた地域で安心して住み続けられるために、医療と介護がしっかり連携すること、生活サービス支援、予防、住まいなどを一定の地域内で充実・完結することを目指して平成22年6月の介護保険の改定として法制化されたものでした。従来の通所・訪問・泊まるというサービス付き高齢者向け住宅・訪問介護・通所介護に訪問看護が加わった“複合型サービス(医療看護強化型施設)”、“24時間対応定期巡回・随時対応訪問看護介護”が新たに制定され、全国でも数カ所で既に始動準備しており、株式会社ワールドステイでも、この4月の開設に向け準備中です。病状などで多少の不安があっても在宅で少しでも長く安心して療養できることを目指しています。
また、昨年度から医療サービス(訪問診療サービス)が加わった複合型サービス付き高齢者住宅もできました。これは安否確認や見守り機能のある住宅を指します。私たちは従来であれば入院を続けねばならない様な(胃瘻・気切・透析などの)方でも、安定されていれば在宅の暮らしができる住まい「新型ワールドステイ」を計画し、機能を整えてこの7月にワールドステイ内全施設事業所を予定していますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ワールドステイでは、地域包括ケアシステムを推進するため、地域予防介護連携拠点づくりを昨年度から始めています。昨年度は一部地域で2カ所程でしたが、上記の話同様、7月にワールドステイ内全施設事業所を予定しています。これは医療・介護と地域のネットワークを創りなさいということで、”元気UP教室”の愛称で地域の医・介関係者や行政並びに町内会の方などで既に2回の合同会議が開かれ、今年はより活発な活動が予定されています。
株式会社ワールドステイでは、この2月、関西の起点としてワールドステイ 神戸支店を開設します。今年も忙しい一年になりそうですが“住みなれた地域で安心して暮らし続けられる”を目指し、職員スタッフ一丸となり頑張りますので、皆様のご指導・ご協力宜しくお願い致します。
2014年 元旦
株式会社 ワールドステイ
代表取締役社長 笠原 徹
新年明けましておめでとうございます。
健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
昨年は未曾有の被害をもたらした東北地方太平洋沖地震の復興、原発・エネルギー問題、懸念される国内景気等、まさに昏迷の1年でした。さて、2014年こそ、全ての人々が幸せで明るい笑顔を交わせる日々でありますよう、心から願う次第です。株式会社ワールドステイも地域の一員として、この高齢者施設に関わる全ての方々に役立ち喜ばれる施設事業所であり続けることを念頭に、充実した介護医療サービスの提供に邁進して参ります。
■地域・医療・福祉のかけはしを担って
さて、わが国はかつてない、また世界にも類を見ない急速な少子高齢化にあります。更に、核家族化の進捗、女性の就労拡大、生活様式の多様化・個性化もあいまって、日本型福祉政策の転換を求められています。国はもとより地方行政単位でも様々な取組みがなされておりますが、大切なことは地域の皆様が享受できる福祉の主体そのものを地域の中にしっかりと根づかせ、形作ることではないかと考えます。
そうした考えをもとに、昨年4月、株式会社ワールドステイでは地域のご高齢者様がいつまでも安心して住み慣れた街でご家族様や馴染みの方々と共にお暮しいただけることを願い、サービス付ご高齢者向け住宅、訪問介護・通所介護からなる複合型ご高齢者向け施設「ワールドステイ」を全国に開設致しました。施設のある地元の皆様からの温かいご支援も頂戴し、ご入居者様との楽しく充実した時を重ねて参りました。施設内容は従来の複合型サービス付高齢者向け住宅に医療クリニックに在宅診療サービスを組入れて、更に充実した医療サポート体制とやすらぎの介護サービスを通じ、ご入居の皆様と共に、楽しく健やかな日々を創出して参りたいと考えております。
2014年、新年を迎え「信頼と満足の介護医療サービス」の担い手として、全職員の皆さんの精励と英知の結集を願いつつ、地域の皆様はじめ、ご関係の皆々様のご多幸を心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
2014年 元旦
株式会社 ワールドステイ
代表取締役社長 岡田 隆